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神田外語大学出版局

阿部次郎ルネサンス
研究の新地平
 
阿部次郎ルネサンス
編集曽根原理・伴野文亮・仁平政人
阿部次郎ルネサンス
 
A5判・280頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1663-3
C1021

2024 年発行 

大正教養主義を牽引する『三太郎の日記』の著者で教育者としても多くの弟子を輩出した阿部次郎の、これまであまり究明されてこなかった古書画や能楽などの近世日本文化研究に着目し領域横断的にその歴史的意義を検討する。


●目次●
はじめに(伴野文亮/仁平政人)
Ⅰ 阿部次郎の全体像を考える
第1章 阿部次郎と人文学の未来=野家啓一
第2章 散歩する〈三太郎〉――阿部次郎の思想と表現――=仁平政人
第3章 教育者・阿部次郎と門下生=伴野文亮
◆コラム1 喪の作業と「煩悶の時代」、或いは阿部次郎と心霊主義(茂木謙之介)
Ⅱ 阿部次郎の多面的活動
第4章 阿部次郎の「感情移入」説と夏目漱石の文学理論――《投影》《表現》《同情》《没入》による文藝の内在的理解――=木戸浦豊和
第5章 「文芸批評の標準」の変動を導いたもの――阿部次郎と竹内仁の「人格主義論争」を再考する――=田中祐介
◆コラム2 「大正の青年」としての竹内仁(田中祐介)
第6章 『徳川時代の芸術と社会』の執筆背景について――浮世絵の評価からみる阿部次郎の「恋愛」論とその苦悩――=杉本欣久
◆コラム3 永井荷風と阿部次郎における浮世絵観(エレナ・ファッブレッティ)
◆コラム4 阿部次郎の遊廓論とその影響(髙木まどか)
第7章 帝大総長官選問題に対するマスメディアと知識人の反応の一端――阿部次郎宛津村秀夫書簡を例として――=菅野葉月
第8章 阿部次郎と阿部和子――父と左傾化する長女との確執を中心に――=岡安儀之
第9章 戦時下・晩年の能楽研究=小嶋翔
おわりに(曽根原理)
阿部次郎略年表

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