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神田外語大学出版局

いまを生きる江戸思想
十七世紀における仏教批判と死生観
 
いまを生きる江戸思想
著者本村昌文
いまを生きる江戸思想
 
A5判・312頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1448-6
C1021

2016 年発行 

十七世紀の日本における、儒教からの仏教批判を死生観に焦点をあて検討することにより、死生観の展開を明らかにする。


●目次●

序 章 研究史の回顧と問題設定
  はじめに
  一、研究史の回顧
  二、本書の課題と視点
第一章 いまを生きる―中江藤樹の死生観―
  はじめに
  一、中江藤樹の仏教批判―『翁問答』を中心に
  二、明末『孝経』研究グループの『孝経』解釈
  三、<生の教説>―中江藤樹の死生観の位置
  おわりに
第二章 「大虚」への回帰―林羅山の死生観―
  はじめに
  一、慶長・元和年間における林羅山の仏教批判
  二、林羅山の仏教批判の変容―『本朝神社考』をめぐって
  三、「大虚」と「高天原」
  おわりに
第三章 不滅の「理」―松永尺五の死生観―
  はじめに
  一、『彝倫抄』の儒仏論
  二、尽きざる「天地ノ理」
  おわりに
第四章 「天地」への回帰―仮名草子の仏教批判と死生観―
  はじめに
  一、『清水物語』と『祇園物語』、そして『飛鳥川』へ
  二、『飛鳥川』の死生観
  おわりに
第五章 死後の不安と霊魂の行方―『何物語』・清水春流の死生観―
  はじめに
  一、『何物語』の死生観
  二、清水春流の死生観
  おわりに
第六章 連続する本性―向井元升の死生観―
  はじめに
  一、『知恥篇』―「不生不滅」の本性
  二、『孝経辞伝』―連続する本性
  おわりに―向井元升の思想形成の社会的背景
第六章附 資料紹介―無窮会専門図書館天淵文庫蔵『孝経刊誤考例』
  一、解説
  二、資料紹介
第七章 死生の超越―熊沢蕃山の死生観―
  はじめに
  一、十七世紀中葉における仏教批判の変容と熊沢蕃山
  二、熊沢蕃山における儒教の死生観批判
  三、熊沢蕃山の死生観
  おわりに
第八章 すみやかに消滅する「霊魂」―中村惕斎の死生観―
  はじめに
  一、仏教批判と霊魂消滅論
  二、すみやかに消滅する「霊魂」
  おわりに
第九章 十七世紀における死生観の展開と看取りの諸相
  はじめに
  一、死を意識する年齢
  二、死生への不安の醸成と多様な死生観の形成
  三、十七世紀における介護と見取りの諸相―『河内屋可正旧記』を手がかりとして
  おわりに
終 章 老い/死/死後へのまなざし
  一、本書のまとめ
  二、展望
あとがき/初出一覧
索引

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