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猫からはじまる経済学入門
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猫からはじまる経済学入門
A5判・316頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-3003-5
C1033
2010 年発行
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数学的記述を避けて読み進むことによって体系的に経済学全体を学べる入門書。非経済学系学部の学生や公務員試験の経済学にも十分対応。 [神田外語大学出版局ホームページ] http://www.kandagaigo.ac.jp/kuis/press/
●主要目次● 第1章 猫からはじまる経済学―経済と経済学の歴史:雑駁な概観 第1節 猫が文明を作った 第2節 変革の時代―ルネサンス,大航海時代,宗教改革 第3節 産業革命と経済学の誕生 [コラム]①労働者保護制度 第4節 マルクス主義と新古典派経済学 第5節 大恐慌とケインズ経済学 第6節 ブレトンウッズ体制,福祉国家,構造改革,現代経済学 第7節 市場主義と持続可能な成長 第2章 経済学の考え方 第1節 経済学の人間観 第2節 希少性と資源配分 第3節 分業と比較優位 第4節 ミクロ経済学とマクロ経済学 第3章 需要,供給と市場の動き 第1節 需要,供給と価格 第2節 価格の役割 [コラム]②市場主義 第3節 市場と価格のメカニズムが働かないと―社会主義統制経済 第4節 需要曲線と供給曲線 第5節 消費者余剰と生産者余剰 第6節 企業の生産と利益 第7節 需要曲線と供給曲線のシフト 第8節 需要曲線,供給曲線の価格弾力性 第3章補論 無差別曲線と生産可能曲線―複数の財の均衡 第4章 競争と独占・寡占 第1節 競争が経済活力の源泉 第2節 完全競争市場 第3節 不完全競争市場(独占・寡占) 第4節 独占禁止政策(競争政策) [コラム]③日本の独占禁止法 第5章 公共財と環境問題 第1節 市場の失敗 第2節 自然独占 第3節 不完全情報と消費者保護 第4節 公共財 第5節 外部性 第6節 公的企業など政府事業の民営化 第7節 環境問題 第6章 マクロ経済の循環と国内総生産の仕組み 第1節 マクロ経済の主役―家計・企業・政府 第2節 経済の大きさを表す国内総生産 第3節 国内総生産の三面等価 第4節 付加価値と重複計算の回避 第5節 国内総生産と国民総生産 第6節 経済成長率と名目値,実質値 第7節 GDPとマクロ経済のバランス 第8節 経済成長と景気循環 [コラム]④周期の異なる経済循環 第6章補論 財・サービスと貨幣市場の同時均衡の分析(IS/LM分析) 第7章 家計と消費,貯蓄,労働 第1節 消費の決定要因 [コラム]⑤低所得者に厳しい消費税 第2節 貯蓄と資産形成 第3節 労働市場と失業問題 [コラム]⑥労働者保護制度と労働市場の分断 第8章 企業,株価,バブル 第1節 生産主体としての企業 第2節 投資主体としての企業 第3節 株式会社 第4節 企業の価値と株価 第5節 貸借対照表と損益計算書の関係 第6節 バブルとバブル崩壊 第9章 政府―財政と税制 第1節 政府の経済的役割―自由放任の政府観とその変化 第2節 政府サービスの供給と政府規制 第3節 社会保障など分配の不平等の是正 [コラム]⑦生活保護制度とワーキングプア 第4節 経済安定のための財政政策 第5節 税金の仕組み 第6節 日本の財政と財政再建 第9章補論 乗数効果による経済水準の決定 第10章 貨幣と金融 第1節 貨幣の機能 第2節 紙幣と銀行の発生 第3節 現代の銀行と預金通貨 第4節 マネーサプライ 第5節 金利とはなにか 第6節 金融政策 [コラム]⑧債券価格と金利 第7節 直接金融と間接金融 第10章補論 信用創造と信用乗数 第11章 国際貿易―国際的なモノやサービスの流れ 第1節 輸出と輸入 第2節 比較優位と貿易利益 第3節 国際分業と産業構造の変化 [コラム]⑨ポルトガルのワインとイギリスの毛織物の貿易―リカードの有名な例 第4節 GATTからWTOへ―自由貿易の推進 [コラム]⑩要素費用均等化法則 第5節 GATT/WTO体制と発展途上国 [コラム]⑪石油ショック 第11章補論 比較優位と貿易利益(より一般的な説明) 第12章 国際通貨制度と国際金融―国際的なカネの流れ 第1節 国際通貨制度の歴史―金本位制と金・ドル本位制 [コラム]⑫投機に弱い固定相場制 第2節 変動相場制 [コラム]⑬為替レートの変化と国際収支の均衡―弾力性ペシミズムとJカーブ効果 第3節 為替先物取引 [コラム]⑭素人がやってはいけない先物取引 第4節 国際金融の拡大とグローバリゼーション |
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