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日本思想史学 第40号
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日本思想史学 第40号
A5判・212頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1218-5
C3021
2008 年発行
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特集・日本思想史の問題としてのキリシタン-思想と暴力 2007年度シンポジウムの成果。
主要目次 キリシタンをめぐる問題にいかにアプローチするか=佐久間正 近世国家と宗教編成とキリシタン排撃=大桑斉 キリシタンと「殉教」の論理-キリスト教伝来の意味と殉教への道-=五野井隆史 聖と俗にかかわる葛藤:「人が神になる」-コメント-=高橋文博 [特別掲載 2007年度大会パネルセッション] 天台宗談義所における知の形成-柏原談義所を中心に-=曽根原理・松本公一・大島薫 [研究史] 封建制論の変容=今谷明 [提言] 江戸儒学史再考-和本リテラシーの回復を願うとともに-=中野三敏 [論文] 九条兼実の反淳素思想-中世初期における貴族の歴史思想の一側面-=森新之介 熊沢蕃山の死生観=本村昌文 幕末維新期の東信州と平田国学=吉田麻子 三木清における遺稿「親鸞」の位置付け=西塚俊太 「歴史」と「哲学」との狭間での京都学派の歴史哲学-高坂正顕を中心に-=杉本耕一 [書評] 宮家準著『神道と修験道-民族宗教思想の展開』=曽根原理 佐藤弘夫著『死者のゆくえ』=山田雄司 荻生茂博著『近代・アジア・陽明学』=井上厚史 阪本是丸著『近世・近代神道論考』,藤田大誠著『近代国学の研究』=前田勉 松田宏一郎著『江戸の知識から明治の政治へ』=苅部直 昆野伸幸著『近代日本の国体論』,長谷川亮一著『「皇国史観」という問題』=梅森直之 佐藤正英著『小林秀雄-近代日本の発見』=片岡龍 [報告] 2007年度大会の概況 |
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