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日本人の感情
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日本人の感情
四六判・256頁
ISBN4-8315-0934-5 ISBN978-4-8315-0934-5
2000 年発行
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心のもっとも重要な働きである感情のしくみを、日本人の感情の捉え方の歴史的な考察によって説く日本人論。[主要目次]第一章 "感情"をどう捉えるか 1"感情"の問題とは何か 2"感情"を指し示す言葉について 3"感情"の構造と近代的自我の様相/第二章 "感情"と心の外部--古代的世界観の場合 1古代における「情」と「心」 2古代的世界観における"感情"-自然など「心」の外部との繋がりについて/第三章 身体と繋がる"感情"--中世仏教の場合 1中世無常観における"感情"の問題-「煩悩」と「菩薩」 2「花は愛惜にちり、草は棄嫌におふるのみなり」-道元 3「即身成仏」と「煩悩即菩薩、生死即涅槃」-真言宗・天台宗 4「煩悩具足の凡夫」-親鸞/第四章 身体から分離する"感情"--近世思想の場合 1「恋の手本」と「忍恋」 2人間関係における「敬」と「愛」-近世儒教 3欲望という名の「神」はいかに成立したか-近世から近代へ/第五章 "感情"の行方--近代的自我の場合 1「人間の霊魂を建築せんとするの技師」-北村透谷 2「霊魂ののすたるぢや」-萩原朔太郎 3「共同の感情」-和辻倫理学 |
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