|
幕末における「王」と「覇者」
|
|
|
幕末における「王」と「覇者」
A5判・512頁
ISBN4-8315-0786-5 ISBN978-4-8315-0786-0
1997 年発行
|
幕末の民族危機にあたり、維新変革期の天皇の上昇を、幕藩制国家の自己展開ととらえ、幕府の権力体系と天皇制の二つの統治システムを分析する。目次●問題の所在/「王覇論」的秩序観と幕藩制国家/「王覇論」的秩序観と尊王攘夷イデオロギーの形成/幕末中央政局と雄藩大名/幕末における「王覇論」的秩序の政治的実体化/「王覇論」的統治システムの限界性とその解体/尊王攘夷運動と「王覇論」的秩序観/結論。 |
|