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宿世の思想
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宿世の思想
四六判・256頁
ISBN4-8315-0666-4 ISBN978-4-8315-0666-5
1995 年発行
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前世の因縁によってさすらう女性の精神史 平安人は自身の生き方の根底に〈宿世〉を見出していた。源氏物語を宿世の観点から読みとく初の書。目次●浮かびたる宿世/時間・無常・宿世―年始の諸相と時間意識、『源氏物語』の無常観/宿世と「憂き身」意識―宿世の文脈、『源氏物語』の宿世観、女の宿世、「憂き世」と「憂き身」/紫式部の宿世観―宇治十帖の主題、紫式部の「憂き身」意識/浮きて世をふる |
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