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日本思想

日本文学

維新期豪農層と民衆

著者

木戸田四郎著

維新期豪農層と民衆
　
A5判・316頁

ISBN4-8315-0471-8
ISBN978-4-8315-0471-5

品切

1989 年発行　

維新期尊攘運動の口火を切った水戸藩の運動は、従来長州藩など西南雄藩の運動と異なり、「古い尊攘派」として民衆との連帯も欠いた残虐、不毛な政争に終始したとされてきた。しかし、永年にわたり茨城県史、市史編纂に携わって、足で書く歴史に徹してきた著者が、富農層・豪農層のブルジョワ的展開を重視、維新変革主体としての彼らの基礎的発展過程を明らかにして、独特な木戸田豪農論を展開。