|
攘夷と伝統
|
|
|
攘夷と伝統
四六判・240頁
ISBN4-8315-0364-9 ISBN978-4-8315-0364-0
品切
1985 年発行
|
幕末武士の忠誠観 開国と攘夷をめぐって、幕臣たちの忠誠観は大きく二派に割れた。開国派の勝海舟・山岡鉄舟らは栄光を浴びたが、攘夷派の板倉勝静・川路聖謨らは悲惨を背負った。本書は、この二者の相克を江戸中期に遡って追求し、武士の忠誠観の質を解明する。主要目次●新井白石の西洋認識/開国の論理と心理/幕末における理の変容/佐久間象山の物理と倫理/幕末転換期の士道/攘夷の倫理。 |
|